KROGイベントレポート

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イベントINDEX

●KROG2000年度(初)東海ミーティング(下へスクロール)

※昨年迄のイベントレポートはこちらへ移しました

 

東海ミーティング第1回 2000.4/2

 かねてより関西と関東で行っておきながら未だ東海でのミーティングを行っていない当KROG。(ダメ過ぎ)

 この度、常連参加会員にして2000年度功労賞受賞候補(そんな賞ありません)会員・ホテルマン渡邊氏の推してくれたミーティングスポット、日本平での開催が実現した。古参を含め常連参加会員も東海地方におられる方が過半数を占めるので、今まで実現しなかったというのがまるで不思議なくらい。会長REDことオイラを含め、皆が心の中で懸念してはいたがそのきっかけたるや、渡邊氏がKROG-MLで東海のお奨めスポットの紹介と共にミーティング開催の要望を顕わにしてくれた事に尽きる。ささ、皆さん、ホテルマン渡邊氏に感謝なのでアリマス。

 今回は新たに告知雑誌を変えてから初のミーティングという事で、クラブの主旨や活動要項等の分からない方の為に当KROG会報最新號の無料配布サービスを行う事にした。「これだけあれば足りるだろ」と思って前の週に徹夜で大量コピーして当日の荷物に詰め込んでいった20冊が本当にその日の初参加会員に配っただけで無くなろうとは夢にも思わなかったが(恐)、それだけ今回のミーティングは初参加会員が多かったという事に尽きる。もっとも、多くはホテルマン渡邊氏の口利きで集まってくれた地元の有志達で、ここでも渡邊さんの世話に依るところが大きいが…せっかく来てくれたそんな方々だからね、今回だけの参加とならないようにも会報をよく読んで貰いってノリが気に入って貰えたら今後も足を向けて欲しいと思います。差し上げた会報はその為のいわば判断材料です。 さて

 というわけで、お色直しを済ませようやくそれっぽくなったKROG会長車に、会報とイベント資材をしばりつけて家をスタート。時間に余裕があったら下道で行こうかととも思っていたが流石にその余裕はなく、清水インターまで一気に高速で。実はオイラが通ってきた時間帯は平和に100〜130キロペースで抜けて行けたが(浜松近辺は普通の流れでオーバー150に達した。最近の乗用車は贅沢に速い、てゆーかKRには維持はチトきつい速度ネ…)それも昼まで、佐川君が通った昼過ぎの時間帯では取締りの連発で事故もやってて渋滞もしてたらしい。インターネットを利用してYahooのオンライン地図で清水を降りてからのチェックは完璧(コレ、すっごく使えます)。一回も間違えず海沿いに出れて日本平パークウエイ(有料)の入り口から入ることが出来た。一瞬、手前にある旧道(無料)に入りかけたがオンライン地図に示された病院がまだ見えてなかったので慌ててはいることもなく、その先のバイパスへ。

 なかなか日本平パークウェイも良い感じ。オイラが通ってきたのは清水側〜頂上間の駐車場だが、雰囲気的には西伊豆のどっかの峠に似ているかな… 聞いた話ではここら地元で一番の観光スポットであると共に走り屋スポットでもあるそうだ。

 攻めるまではいかないまでもコーナーの一つ一つを噛みしめるようにロールしていくと適当な距離を登ったところで頂上の駐車場に出た。パーキングは全体的には広い感じで、なんとなく京都の名神道大津PAを思い起こさせる… ま、とにかく幾つものエリアに湧かれていてどの駐車エリアに停めれば良いかが判断に迷うところで、事前に渡邊氏が『川崎屋の前が良いでしょう』と指定したのもうなずける。もっともRED本人は名前で探すのをめんど臭り、一通りぐるぐる廻って「おそらくここがそれっぽいだろう」という所へ辿り着いたらそれが川崎屋の前だったと言うことを付け加えておこう。総じて、ここが一番判り易い。

 というワケで川崎屋の前です。集合時間より小一時間早いにも関わらずホテルマン渡邊氏とその仲間の地元の方々、KROG-ML秋山(あちやん)氏、当会顧問・中村のっさんの事前の宣伝活動が功を奏して伝言板を見て来てくれたKANERU'S(下村)氏、他、既に多くの方々が集まってきておりマス、あ、たった今もう一台KRが到着しました(実況風)
(画像は川崎屋の前から少し移動した先の駐車場です)

 実は会長車、お色直し後の初出走なので馴染みの方々にはウチの赤黒外装は初のお披露目なのだな。で、当然の如く反響が。

『意外に綺麗な外装ですね』

 …そうなんです、ノーマルの外装、ってこんなにキレイだった、磨いたら綺麗になりましたんで、ずっと実家の納屋にとっておいたんですわ。この赤黒が綺麗に見える秘訣は、ロゴも何もなく赤と黒で綺麗に塗り分けられたセンターカウルに要因がある模様。黒赤はセンターをつけるべし。それとアンダーカウルは純正:白/赤の方のを流用して赤色を付けるのが通ナリよ。(どうでもいいけど純正黒/赤のセンターって始めから無地赤だったっけ?ステッカーがあったと思ったが?)赤も赤でホンダNRっぽい鮮やかな赤ね(好き)。

ちなみにフェンダーとアンダーは両色ともストックがありましたが、今回は両方とも赤を選択しました。従って寄りデス。

『前の色はなんで辞めたの?』

タテマエ……「いやぁ、KRにもまっとうな人生を歩ませてあげたくて…」

本音1……「いやぁ、KRの会長にもまっとうな人生を歩ませてあげたくて……」

本音2……「いやぁ、金黒の外装はタンクのサビが悪化してついに穴が開いてガソリン漏れが激しくて給油したらその日のウチにガソリン使い切らなくちゃならないんで」(爆)

 尚、本音1に関しては、なるべくこれからはREDのバイク方面はとりたてて普通にって事だにィ〜

 しょにょにぃー!(その2)

 (笑)…さて

 そんなワケで親バカ的に自分のKRの色に満足しつつ資材を開梱し、名簿を廻し書きして貰う。みんなー、郵便番号もキチンと書いてくれー、続け字はヤメデグデー、読みにくい地名には振り仮名をー、(例・中央区日本橋蠣殻町)初参加の方は車種と色と改造特徴もー、悪ぃごはいねがぁー(注・間違い)

 蛇足までに今年も名簿、記入漏れが目立ってマス。ま、途中参加の方もいるからしゃぁないか。名簿を書いて貰ってる間に続々と参加者が。閣僚からも白神氏・中村氏、よっちゃん突撃隊からは、名前で書くより通りがよさそうなんで失礼して いなちゃん(KROG-ML稲森氏)、よっちやん、うっちー、まさくん(と彼女の方)、その他ロードライダー誌を見てこられた方、チャンプU誌を見てこられた、公式HPを見てこられた方、ご近所お誘い合わせの上多数(笑)…大変多くの皆さんにご参加いただきました(感謝)。

 ではさっそく挨拶と開催と行きたかったが、場所的に広さに問題アリとして、1ブロック移動して斜め隣の駐車場で行う事にした。ここで数台が先に用地確保のために出仕し、オイラも続いて視察に出たところをみんなついてきてしまって(笑)用地確保の段階で芋洗い状態となっしまった。…いかん、オイラが会長だという事を忘れていた(笑)こういう時は歩いて様子を見に行ってから改めて皆を呼びに来れば良かったのだ…それを面倒クサがって資材を運びついでに目印・つまり会長車を動かしたのが原因。すいませんでした皆さん。以降、この日ココが一番段取り悪かった所となる。

 改めて、大混乱の後(本っ当にすいません…)別のスペースまで全車移動を済ませ、そこでKROGの旗を張り直して、輪を囲んでミーティング開始。まずは各自で自己紹介をしてもらう。その最中、佐川君が到着。ワークスライムグリーンに自家塗装されたKRが人目を引いたので、とりあえず「表紙の(会報の)人です」とでも紹介しておく。(笑)

 さて待望の(待望じゃない・笑)コーンフレーク早喰い大会。ホテルマン渡邊氏が全員分のカップを持ってきてくれた為に、全員が強制参加に(鬼)。さらにスタート前に細かく砕いて食べやすくしてしまった物についてはウエイト加算のペナルティが課され(鬼畜)スタート!

 今回は容器を紙皿からカップに変えて行った為、全体的に量は少ない。従って、それに加えて食べ終わった者から順にコーラ一気飲みを行い、飲み干してゴールというルールに変更している。但し、うち一本は醤油入りである。(悪魔)

 …一応醤油飲んで自殺した人もいるらしいから(笑)量を控えましたケドね


 優勝者の氏名はその人の名誉の為、あえて掲載を控えておきます。人権侵害になりかねないし、ほら、まぁ、家庭とかありますし(笑) 尚、醤油入りコーラが当たったのは常連参加会員の佐藤トモハル氏でした。いい人でしてた。謹んでご冥福をお祈りしマス(南ー無ー)

  大丈夫です。ちゃんと生きてますからトモハル氏(笑)。 後日…トモさんに会って謝ったらば、氏、曰く

「平気ですよ! オレ、ラーメンは醤油派ですから!」

  …ってそうじゃねぇだろ(笑) ちなみに優勝者の賞品はそれなりに豪華ですが、同時にトモハル氏にも『醤油賞』としてぞうさんパンツ(アイディア商品。かなり下品)なるモノが寄与されました。再合掌。

 コーンフレーク早喰い大会が終了して、写真撮影。

 走行写真も撮りたいなというオイラのわがままな希望のもと、有志でパークウエイを流しつつ写真撮影。思うように撮影ポイントが決まらず、それでもやや頂上寄りにやっと腰を据えたあちやんさんの位置を伝えにうろうろ走り回るが、皆、分散してしまって、すれ違ったりで思うように声が掛けられない…そうこうしているうちに心底和んでしまったオイラ(なごむニャぁ!)、やがてすりばち状減速帯コーナーに腰を据えて他の人の走るのを見たりなんかして。

 流石というか、渡邊さんの馴染みの、地元の方々は淡々と攻めている。車種は多種多様で、オフ車で走ってる人もちらほら(殆どレプリカと同じコーナリングスピード)。もちろんKROG参加者の他にも地元で攻めている人がかなりいて、四輪もインプレッサからポルシェターボまで、道を走る車両の大体がコーナーを攻めていく。…これってまさか一般で観光に来た人もとりあえず攻めていくのかな、日本平って?(そんなワケないだろう)なんとなくそんな気がしちゃいました。

 たぶんゆっくり探して廻れば、(東側とか旧道とか)いずれ攻めるポイントも見つかろうが、今回の即席ではちょっと余裕がありませんでした。でも決して悪い方の峠ではないと思う。日本平って。

 陽が大分傾いてきたので、一周してまた皆を元の頂上駐車場に集め、(この折、衆人環視の前でアクセルウイリーに失敗、大恥をかく)今度はビンゴ大会を開催。今回もビンゴは専用機使用にホテルマン渡邊氏の多大なる賞品提供により殆どの人に賞品が渡るという、豪華さである。中でも一番人気は警察のネタ本という…(笑)

 さて、ビンゴの賞品選択権は上がった者順である。だもんで終わり頃になると、極度に運の悪い人とぱっとしない賞品ばかりが残ってくるわけだがそこでオイラ、頃合いを見計らって一発逆転の賞品、KROG価格3千円のオリジナルTシャツを投入。そしてその権利を最も運の悪い、つまり最後まで残った人間と決定する。と、
「なにー!」
「ずるい!」
「そんなムチャクチャな!」
 …とまぁ、当然のように周囲から反応が。

 ふははははははははは甘ぁぁぁい! 甘過ぎるぞ?諸君、なんというお汁粉頭。イベントの主催はいやしくもこのRED-WINGSである。追い越し車線の車をさらに右から中央分離帯スレスレでブチ抜いたり(通称・ケンタ抜き。卑怯だから今はもうやらないけど)KRではミラー視点を思いっきり広角にセットして事実上の死角を無くしている(真後ろは市販の補助ミラーでカバー)ような人間が、普通の感覚で賞品を用意するとお思いか!(笑)

 至極当然。本人の性格よろしく、イベントの結末にしてもドコで逆転が待っているか判らないのである。あーもぁメッチャ楽しぃ♪【クズ野郎】

 というワケでこの日のイベント最高額の賞品は、この日最も運が悪かった東京都は江東区からおいで下さいました浅野さん(前方排気TZR)がGETしました。おめでとうございます浅野さん!この春一番の運勢ドン底が決定したワケですが、気持ちはいかがデスカ?

 …あんまし嬉しそうでない。なんでやろ?(笑)

 丁度陽も暮れた頃。閉会の挨拶を済ませ、二次会を清水インター付近のデニーズで行う旨を伝え、解散宣言。

 皆さん本日はどうもありがとうございました。初の東海ミーティングってコトで、誰かに刺客が混じってたりはしないかとヒヤヒヤしておりました(笑)

 ところで、準備段階から懸念されていた、イベントで大量に出たゴミの問題である。いやしくも三京美化運動で鳴らしたKROG、道端に捨てていくなんて事はまかり通らぬ。最悪、パーキング内に然るべき集積所が無い場合はREDが大黒様状態で持ち帰ろう思っていたが、その予定で荷物をまとめていると…

誰かが「ああっ、あんな所に焼却炉が」

RED「何、本当だ。ああなんて大きな焼却炉だろう…あっ、中の火が消えかかっているぞ! 焼却炉の人が帰ってしまったんだ!」

誰か「大変だ! このままでは火が消えてしまう…何か燃やす物はないか?」

RED「ああっ、こんな所にたくさんの『燃えるゴミ』が?!」(しらじらしく、KROGイベント資材を指して)

「やむを得ん、火を消してはならぬ、これを放り込むしかない!」(辺りに注意して、速攻で資材(ゴミ)を放り込み、炉の蓋を閉める)

風の谷の人「ここにも胞子が!」

RED「焼き払え!」(笑)

 ……という訳で、何故かゴミが片づいちゃいましたー(極悪)

 尚、この大型焼却炉の名前を白神氏が「これは『モヤスター』である」と予想したにも関わらずその実は違っていたので、白神氏には賭け分のコーヒー一杯のペナルティが課せられた事も追記しておく。

 二次会では清水インター近くのデニ屋に移動して(途中で給油したら、えらい待たされよった…)二次会。日曜の夜というのに店内が混んでいてやむなく二手に分かれて夜食&座談会。座談会っつーよりま、単なるダベリです。その中にあって我々の方のテーブルでは、話の流れから『自分と友達とが、もし同じ彼女を好きだったらどうする?』というややディープな話題に。ここでオイラを除くほぼ全員の意見が『奪い取る!』で一致したのにはオイラ、正直驚いた。仮にオイラなんざその立場になったとしたら、自分以外の者がいると聞いた時点で萎えてしまうが、(とにかく人と同じ事をするのがイヤ(´Д`;それではまだまだ消極的らしい。現実には相手なんぞいない・出来ない・作らないというオイラながらも、何となく昨今の就職戦争で自分が真っ先に蹴落とされる原因が判ってきた様な気がしてきた…

 さて、夜も更けてしまったので、二次会もここでお開き。各自各々の方向へ帰途につく。オイラと何人かは下道で節約しつつ帰りました。

 【注釈】尚、この日のレポートには写真の提供を頂きましたあちやん(KROG-ML秋山)氏の視点でも読めます。あちやんさんのレポートはこちら

【2000年度東海ミーティング第1回レポート終了 2000'4/26】

写真提供:KROG-ML秋山氏