最終更新 2000,6/1

F3-WORKS! KRでのレースとサーキットのページ

 F3-WORKSは、KRでレースをされている方の応援ページです。KR(全形式)のレース参戦者の方々はKROG-ML、KROG、関係者内外問わず御写真とレポートをお待ちしています。

 

KROG-ML横山氏(KR-1R)

横山さんの2000年度参戦結果です。時間が有ったらレースを見に来てください。

【予定】 【開催地・団体・クラス】   【結果】(それぞれをクリックすると横山さんのレポートが見れます)

4/ 9(日) 富士スピードウェー MCFAJ   (下ヘスクロール)

5/27(土) 富士 MFJ 関東選手権第5戦 SP400混走 雨 総合7位クラス5位

7/16(日) 富士スピードウェー MCFAJ   参戦予定

8/12(土) 富士スピードウェー MFJ    参戦予定

9/24(日) 富士スピードウェー MCFAJ   参戦予定


2000年度横山氏参戦レポート!

★横山です。4/9にKR-1RでMCFAJ第1戦のプロダクションミドルクラスに出てきました。エントリー台数が少ないため、今年から2ST250と4ST400が同じクラスとなり、更にノービスとエキスパートのクラス分けが区別がなくなってしまいました。それでもエントリー台数が29台と台数が少ないクラスになってしまいました。

 4/9がレースなのにKR-1Rは去年の10月のレース以来6ヶ月間放置して何も整備していないが、ガソリンと冷却水を入れてエンジンをかけてみるとあっさりかかってしまう。手間がかからないバイクだ。結局車検前の整備で一番手間取ったのはタンクに沢山張られた車検合格のステッカーをはがすことだった。練習走行は6ヶ月ぶりなので無理をしないで走るが、タイヤがよく滑る。1年前のタイヤで5レースに使いしかも空気が抜けているからしょうがないだろう。

 4/9の予選はタイヤとプラグとリヤのブレーキパッドだけ交換して走る。エンジンの調子とタイヤのグリップは前日の練習走行の時とは比べ物にならないほどいい。全然練習していなかったにもかかわらず去年の自己ベストより早い1'58.458で予選16位だった。最終コーナーで他のバイクの後ろについてストレートで抜けるのが嬉しかった。エンジンはプラグ以外変えていないからこれはノーマルプラグとイリジウムの差だろうか。

 決勝レースは、スタートはうまく行ったがいつものように1コーナーの入り口で順位を落としてしまう。混戦になるとどうしても強引に進入していくことができない。4周目ぐらいから順位も安定し、前にはRVF400、ZXR400とチームメートのNSR250が見える。前との差は徐々に詰まって最終コーナー手前でRVF400の後ろにつくが立ちあがりは400の方が速くて抜くことができない。8周目のBコーナー進入では逆にNSRに抜かれて順位を落としてしまう。しかし、最終コーナーでぴったり後ろについて1コーナーの進入で抜き返す。ストレートのスピードではNSRに負けてないようだ。そして最終ラップの9周目NSRはBコーナーでまたし掛けて来るだろうと思ってブレーキングを少し遅らせるがあっさり抜かれてしまう。ストレートはこっちのほうが速いと思って最終コーナー立ちあがりで並びかけるがストレートでは徐々に離れていってしまう。あわててNSRの後ろに入り、フィニッシュライン手前で並びかけるが0.05秒差で抜くことはできなかった。最終コーナー立ちあがりで最初から後ろについていれば抜けただろうから非常に悔しい結果だった。KR-1Rのほうがストレートが速いと思ったのが大きな間違いだった。

※レースの結果はベストタイムが1’57.098で17位でした。

 【会長補足】KR-1Rの大径キャヴをもってしてもホンダマジックにはやはり勝てないのか?! 横山氏の話だと「今回のKR-1Rの調子ならもう少しライダーの軽量化をすればいけそう」との事。(でもTZRにはまったく歯が立たないらしい…)今回、なかなか良いタイムとおもいきや、横山さん、自己ベストは1997年8月の幻の1:55.356があるそうです。

 レースの正式結果はhttp://www.hi-ho.ne.jp/~mcfaj/rr_rk.htmlに出ています。

 

 

★5月27日戦SP250クラス

 今回のSP250クラスもエントリーが12台と少なく、SP400クラス10台と混走でした。

 天気予報では午後から雨が降るというのにレインタイヤを持っていくのを忘れてしまった。それで、雨が降り出す前の予選だけでも思いっきり走ろうと先頭でコースイン。しかしまわりは早い人たちばかりでどんどん抜かれていき、ついて行く事ができない。バイクの調子はいいがライダーに問題があるようだ。そして、調子がでないままチェッカーが出てしまった。さらにチェッカーフラグを受けた後ヘアピンを過ぎたところでガス欠のためエンジンが止まってしまった。

 知り合いからは「予選からガス欠なんてするなよな」と笑われる。予選結果は1’57.174で総合17位クラス11位。タイムは前回のレースとあまり変わらないから他の人たちが速いだけだった。

 決勝は4列目からのスタートでいつものようにうまくスタートできた。1コーナーも目の前のラインが空いていたため順位をあまり落とすことなく通過。しかしその後はコーナーごとに順位を落としていく。2周目を終ったところで順位も安定してきて、すぐ近くにはNSRが走っている。このNSRにだけは離されない様に必死についていくとストレートで簡単に抜けてしまう。しかし1コーナーの進入で抜き返されてしまう。コースの後半ではこちらのほうが早いのだが抜くことはできない。前回のレースも似たような展開でストレートはKR-1Rのほうが速いと思って失敗したから一度スリップに付かずに並びかけてみる。すると立ち上がりからの加速はNSRのほうが速いが伸びがなくてストレート後半であっさり抜けてしまう。ストレレートでスリップストリームも使わずにNSRを抜くなんて久しぶりの事で嬉しい。しかし1コーナー進入で抜き返されてしまうのが情けない。半分の5周目が終わったあたりから雨がぱらついて各コーナーではオイルフラッグが出ている。そして8周目に入ったところから雨が激しくなってきた。8周目のストレートでNSRを抜いたが今度は1コーナーでも抜かれない。そのまま引き離そうと気合を入れて走ると大きく離れていたCBRがどんどん近づいてくる。どうやらまわりのペースがかなり落ちているようだ。僕はというとドライの時とほとんど同じブレキングポイントでシフトアップだけ早めにしている。それだけ普段の突っ込みが甘いということか。10周目に入るとCBRとの差は一気に縮まり、Bコーナーでぴったり後ろにつける。最終コーナーで横に並び立ちあがりで抜いてそのままチェッカー。最後に一台抜いてのゴールは気持ちいい。

 レースの結果は9周目とラストラップに上位陣が転倒したこともあって、総合7位、クラス5位に入賞することができました。初入賞は嬉しいです。

レースの正式な結果はhttp://www.fujispeedway.co.jp/に出ていました。

次回は7/1のFISCO 500km耐久レースにKR-1Rで出るかもしれません。